リンさんの旭川滞在日記8

久しぶりに滞在日記を書きます。
旭川に来てすでに1年半以上たち、多くの方々にお世話になり、お陰様で順調に日々を送っています。旭川に唯一の台湾人で(かもしれない)、「稀」な存在でもあるので、台湾からのチャーター便が来るたびに、旭川空港で歓迎のアナウンスをしています。今月の初め頃、私は、旭川の取材に招かれた母国のマスコミ関係者に、通訳の仕事で同行しました。そんな中で一番の思い出は、愛別飛行場から小型飛行機で旭川市を一周したことでした。ところで、以前、夫とお友達と軽飛行機でメルボルン港(オーストラリア)の上空を飛び回ったことがあります。その時が初めての経験で、どんな怖いことが待ち受けているのか全く想像もつかず、夫の「no problem」の一言を信用して乗りました。ところが、私たちの乗った飛行機は、急に左右に揺れたり、時には急降下したりしました。空中に上がって、10分も経たないうちに後ろに座っていた私は、緊張のあまり呼吸困難になり手足もしびれ始めました。そこで、緊急着陸することになりました。私は、飛行場の芝生に1時間倒れたままでした。飛行を楽しみにしていた夫と友人には申し訳なかったのですが、こんな怖い経験は二度と味わいたくないと決心しました。
運が良いのか悪いのか、今回の取材で小型飛行機に乗ることになったのでした。おまけに、4人しか乗れないので、記者たちを2組に分け、私が2往復するということでした。避けられるものなら避けたかったのですが、途中で何かあった場合操縦士と記者たちのコミュニケーションができないこともあり得ます。本当に困ってしまい、前日の夜は眠れなかったのですが、当日、私たちを迎えたのは風のない穏やかな晴天でした。地上からわずか数百メートル離れたところから雪に覆われた大地を見下ろすのは本当に素晴らしかったです。一枚一枚の豆腐のような田んぼ、巨大な蛇のような川、おもちゃのような建物や車、旭山動物園、ツインハープ橋、旭橋、そして常盤公園の冬祭り会場。記者たちに説明をしながら、私も大いにこの空の旅を楽しんでいました。そこで、また決心しました。こんな恵まれた天気で、もう一度機会があったら、ぜひ飛びたいです。









