ぷくぷく・リンさんの旭川滞在日記

リンさんの旭川滞在日記20

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バラ、チョコ、どっち?

 一番大きな国民行事の一つ、バレンタインデーの1ヶ月前から、チョコレートの既製品、手作りチョコレートの材料や道具がスーパーの一番目立つ場所に並べられている。男性にとって本命であろうと、義理であろうと、チョコがもらえることはうれしいに違いない。
 バレンタインデーは、台湾では「西洋情人節」と呼ばれている。中国語では恋人のことを「情人」と言い「恋人」の言葉もあるが、炎のように燃えているイメージがあるので、控えめの「情人」が好んで使われている。台湾では、日本のように女性が男性に告白し、チョコをプレゼントするのもここ数年の話だが、やはり男性が好きな女性にバラをプレゼントするのが主流だ。
 私の思い出話をしますと、?年前台北の仕事先から帰省する時、飛行機の中でバレンタインデー・ハプニングがありました。私が席に着き、飛行機が離陸した時のこと。機内の乗務員に名前を聞かれて、次の瞬間、大きなバラの花束を渡され、あとから数えてみると、24本以上もありました。こんなにたくさんのバラをプレゼントされたのは生まれて初めてだったので、まだ若かった私は顔を真っ赤にして、穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったものでした。ましてや立ち上がって、送り主の顔を探すことさえも出来ませんでした。それから数年後に東京に来て、夫と知り合い、初めて彼からのバレンタインデー・プレゼントは、なんと一輪の黄色い菊の花だった
 ところで、「西洋情人節」に対して、旧暦の七夕を「中国情人節」といいます。天の川に隔てられた織姫と彦星の一年一度の再会をバレンタインデーとして一緒に祝うことが多い。チョコやバラのほか、「恋人ディナー」も最近の流行みたい。もちろん男性がご馳走する。バレンタインデーに一番損しているのは男性の方。何故なら、ホワイトデーがいつまで経っても来ないから。